最終更新日は2007年7月7日(土)です                おかげ様で5000人突破!!

プロフィール

藤本 雅

Author:藤本 雅
趣味・・・読書

すきな音楽家・・・アジカン・ボブディラン・チャーリーパーカー

すきな曲・・・アジカンの「ループ&ループ」
      19の「あの紙ヒコーキ曇り空わって」   

すきな教科・・・ナッシング

すきなタイプ・・・静かな人かな


嫌いなタイプ・・・笑い方が、うるさい人

部活・・・陸上部

好きな作家・・・島田雅彦 伊坂幸太郎 金城一紀
奥田英夫


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「夜は短し歩けよ乙女」

さぁ、今日紹介する本はコチラ・・・の前に、テンプレートと、ブログのタイトを変えました(もう、中学生ではないので)。

さっ、それでは、本の紹介。

今日紹介するのは
「夜は短し歩けよ乙女」



星:★★★★★
2006年11月29日発売 角川書店(1575円) 著者:森見 登美彦


正直、この本が自分の中の2007年度上半期第1位です。

森見さんの本は、今まで読んだことなかったのですが、本屋大賞でこの作品を知りすぐに買いました。

表紙がポップでとても個性があります。赤色というところも気に入りました。

さて、内容はというと、一人の大学生の男が惚れた後輩の女の子をつけまわしていくうちに、さまざまな事件に遭遇するというもの。


買った当初は、男の独りよがりのどろどろのストーリーなのかと思っていましたが、読んでいるうちにイメージは一変。

女の子の視点と男の視点から書かれた二種類の文章は、どちらも文体そのものがシュールで、思わず笑みがこぼれてしまいました。





この作品は、現実と空想の世界の境界線がはっきりとせず、そこがまた、作品をよりいっそう素晴らしいものにしているのだと思います。

読んでいて、どこからが現実で、どこからが登場人物たちの空想なのか判断できづらい箇所があります。

そこが面白い!!


登場人物たちも、読者をあきさせないほど個性的で、それでいて、色々と訳あり。

気張らない複線にも好感をもてました^^

この著者を一気に好きになってしまいました。


お勧めの一冊です^^

「アヒルと鴨のコインロッカー」

みなさん、お久しぶりです。ホンット、久しぶりです^^

近頃では、自分の愛本ぶりも狂ったほどになりました。もう中毒に近い状況です。
危ない危ない

ということで今日も、本の紹介を書きます^^

今日紹介するのは
「アヒルと鴨のコインロッカー」


星:★★★★★
2006年12月22日 創元推理文庫(680円) 著者:伊坂幸太郎

伊坂ワールドが全開のこの作品。

伊坂さんらしいリズムのいい会話と最後にアッと言わされる伏線。

最高の作品です。伊坂さんの作品の中でも自分の中でトップの座を占める一冊です!!

大学入学のために仙台に引っ越してきた椎名を待ち構えていたのは、シッポサキマルマリと、自称、川崎と名乗る悪魔みたいな青年。

琴美、ドルジ、川崎、麗子の物語に飛び入り参加した椎名の目線から見た書き方と、過去の琴美から見た書き方が絶妙にリンクしているのが、思わず面白いと言ってしまう要素。

最後の最後で、悪魔の正体が判明。

果たして、椎名の運命は、そして、過去に何があったのか・・・

読んでいて、笑えながらも、切なくなってしまうような物語です。

最後の最後には普通は読書で涙を流さない自分が自然と泣いていました。

ぜひ、読んでみてください。

レヴォリューションNO.3

いよいよ年末ですね^^

寒い寒い寒い・・・・と、言いたいところですが今年はなんだかあったかいような。
まぁ、今日紹介する本はこちら。

「レヴォリューションNO.3」


星:★★★★
2005年4月 角川書店(1100円+税)
「ザ・ゾンビーズ」シリーズの第一弾!!

偏差値が脳死しているかのように低いことと、殺しても死ななそうなことからゾンビと呼ばれるオチこぼれ男子学生たち。
通う高校自体のあだ名も「ジュラシックパーク」そんなオチこぼれ達が世の中の均衡を保つためにいざ、お嬢様たちが通う女子高の文化祭へ乱入。

どうやって校内に入るのか?どうやって女の子達の電番をゲットするか?どうしたら・・・

武器はMONEY・ピーネス・腕っ節


大人が見ていたら鼻で笑いそうなことを本気で考える、高校生の姿に、

「自分もこんな高校生になりたい。」と本気で思ってしまうような内容でした。

どこか、笑ってしまうけれども、強い憧れを抱かされる一冊でした。

それでいて、大切な人を失うという悲しみもひしひしと感じられました。

キャラ設定は金城さんらしくうならされるほど絶妙!!

本気で生きて、本気でバカやって、本気で青春を突っ走る!!

本気な気持ちがたくさん詰まったオススメの一冊です。

ちなみに、「レヴォリューション」の意味は革命

GO

皆さん、お久しぶりです。すッごい久しぶりです。

ブログを書くにもあまりネタがないもんで・・・ということで、身勝手ながらこのサイトを本の紹介のためのものとしたいと思います。

紹介する本は自分が読んだ本のみとしますので、ご了承を。

記念すべき最初の一冊は、タイトルのとおり、

「GO/金城一紀」


星:★★★★★(星は5つのなかいくつかで評価します)
2000年3月 講談社刊 (1400円+税)
この作品は、金城さんの中でも特に好きな一作です。この作品を語る上で、作者の説明をしなければいけないと思います。

作者は、在日韓国人のかたです。中学までは、民団の学校(在日の韓国人の学校)に通っていたそうです。高校は日本の高校へと通い、大学は慶応に行ったそうです。
 
この物語の主人公も元在日朝鮮人で、在日韓国人です。父親は元プロボクサーの在日。
気性が荒いくせに、陽気な面もあってこの父親のキャラ設定は見事なものでした。
自分を在日といって馬鹿にしてきた奴はみんなぶっ飛ばしてきた主人公。

しかし、そんな主人公がある少女に恋をする・・・もちろん、相手は日本人
自分が在日であることを言ったら、彼女はどうするのだろうか・・・
なんにもなかったかのように自分を受け入れてくれるのだろうか、それとも、自分を軽蔑するのだろうか。
主人公はそんな気持ちから自分が在日であることを明かせずにいる。

主人公が差別という厚く高い壁と戦いながら、自分の存在する場所を探し続けている、そんなかんじの作品でした。

軽快なテンポで書かれたこの作品はすらすらと読めました。読んでいて、時間を忘れました。
巻頭に書かれていたこの言葉も印象的でした。



「名前って何?バラと呼んでいる花を別の名前にしてみても美しい香りはそのまま」



同じ日本語を話し、同じ日本人の顔立ちなのに、「在日」ということだけで差別されてしまうということがどういうことなのかを深く考えさせられました。

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