皆さん、お久しぶりです。すッごい久しぶりです。
ブログを書くにもあまりネタがないもんで・・・ということで、身勝手ながらこのサイトを本の紹介のためのものとしたいと思います。
紹介する本は自分が読んだ本のみとしますので、ご了承を。
記念すべき最初の一冊は、タイトルのとおり、
「GO/金城一紀」
星:★★★★★(星は5つのなかいくつかで評価します)
2000年3月 講談社刊 (1400円+税)
この作品は、金城さんの中でも特に好きな一作です。この作品を語る上で、作者の説明をしなければいけないと思います。
作者は、
在日韓国人のかたです。中学までは、民団の学校(在日の韓国人の学校)に通っていたそうです。高校は日本の高校へと通い、大学は慶応に行ったそうです。
この物語の主人公も元在日朝鮮人で、在日韓国人です。父親は元プロボクサーの在日。
気性が荒いくせに、陽気な面もあってこの父親のキャラ設定は見事なものでした。
自分を在日といって馬鹿にしてきた奴はみんなぶっ飛ばしてきた主人公。
しかし、そんな主人公がある少女に恋をする・・・もちろん、相手は
日本人。
自分が在日であることを言ったら、彼女はどうするのだろうか・・・
なんにもなかったかのように自分を受け入れてくれるのだろうか、それとも、自分を軽蔑するのだろうか。
主人公はそんな気持ちから自分が在日であることを明かせずにいる。
主人公が差別という厚く高い壁と戦いながら、自分の存在する場所を探し続けている、そんなかんじの作品でした。
軽快なテンポで書かれたこの作品はすらすらと読めました。読んでいて、時間を忘れました。
巻頭に書かれていたこの言葉も印象的でした。
「名前って何?バラと呼んでいる花を別の名前にしてみても美しい香りはそのまま」
同じ日本語を話し、同じ日本人の顔立ちなのに、「在日」ということだけで差別されてしまうということがどういうことなのかを深く考えさせられました。
確かこの本は私の学校の図書室にありましたので読んで観ます。興味深いブログなのでリンクしときます。